【10/17から写真展The Coral Triangle 大阪展スタート】

銀座での開催も大好評を頂きました写真展The Coral Triangleがキヤノンギャラリー大阪で始まります。大阪での写真展も実に8年ぶり。気合い十分で伺います。大阪会場では映像作品も上映し、写真集に加えThe Coral Triangle代表カットをプリントしたフォトタオルも数量限定販売いたします。僕も会期中は終日在廊しておりますので、ぜひお時間ございましたらお立ち寄りください。たくさんの方々にお会いできるのを楽しみにしております!

◯ギャラリートーク予定

10/21(土)11:00,14:00

10/28(土)11:00,14:00

※各回1時間ほど

〈キヤノンギャラリー大阪〉
会期:2023年10月17日(火)〜28日(土)
時間:10時~18時 (日・月・祝日は休館)
住所:大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト1F
アクセス:https://canon.jp/personal/experience/gallery/access/osaka

--以下プレスリリースより抜粋--

コーラルトライアングルとは
熱帯雨林のジャングルとは。鬱蒼と茂る木々、熱っぽく蒸せる空気。鼻をつく深い緑の匂いと絡み合う果実の腐敗臭。木漏れ日の隙間から甲高く響く鳥の声、生き物たちの気配。あらゆる混沌の要素を内包する密林。

南洋に浮かぶ島々のジャングルは、生き物たちの生活の場となり、守り、大気までも浄化する。人類が誕生するずっと前から地球環境の正常化を何役にも渡り担ってきた。それと同様に、もしくはそれ以前から海の環境を正常化させ続けている生き物たちが海中に生息する。それがサンゴ。サンゴたちは魚をはじめとする多くの生き物たちの餌場であり、社交場であり安全なシェルターとなる。そして体内に共生させている褐虫藻(かっちゅうそう)が光合成を行い、二酸化炭素を吸収し酸素を放出し、海を浄化していく。まさに海の森林と称するに値する存在。

「コーラルトライアングル」という言葉を耳にしたことがあるだろうか?大きくフィリピン、インドネシア、パプアニューギニアを結ぶ、赤道直下南太平洋の三角地帯には、地球上に存在するサンゴの半分以上となる約600種が生息する。赤道海流として、アメリカ方面からコーラルトライアングルに流れ込む巨大でありながらも貧栄養の潮流は、豊穣のサンゴを起因としてもたらされたプランクトンなどの恵みを乗せ、島々によって撹拌され規模と量を拡大し、海をより豊かなものにする。時間の経過とともに無造作に積み重ねられ、淘汰と繁栄を繰り返して茂るサンゴ群生は、やがて『サンゴ礁』となる地球の歴史。いわば無垢の自然の姿。

猛々しい牛角の如く力強く聳えるサンゴを、吹雪のように虹色の魚が渦巻き、隙間に極小の魚たちが踊る。まるで魑魅魍魎のように摩訶不思議な容姿と生態をもった生物を育み、海の守護神のような大型の海洋生物までもが一堂に会する海のカオス。

「コーラルトライアングル」はまさに坩堝。ここから無数の生命が誕生し育まれ、やがてそれらは日本の海へと辿り着く。西部太平洋のサンゴの起源とも呼ぶことができる密林珊瑚の熱気とエネルギーを、視覚から五感を刺激し、本書では命の循環や環境にも触れて紹介します。

前へ
前へ

【The Coral Triangle関連グッズ発売開始!】「

次へ
次へ

【写真集「The Coral Triangle」 部数限定サイン本オンラインストアで発売開始!】